先日フラっと足を運んだ薬局でこんなものを発見しました。

カ、カフェインシャンプー!?
「アミノ酸系シャンプー」や「石鹸系シャンプー」などは見たことがあるかと思いますが、「カフェインシャンプー」は皆さん聞いたことありますか?中には「コーヒーシャンプー」と呼ぶ方もいるようです。
「柑橘系シャンプー」のように匂いや香り付けがコーヒーというわけではありません。今日はこのカフェインシャンプーの魅力について紹介していきたいと思います。
髪とカフェインの関係性

カフェインの効果というと何を想像しますか?多くの方が眠気覚まし、集中力を高める、疲労回復などの効果があると知っているはず。でもこのカフェインは体の中だけでなく、髪そして頭皮にも良いとされているのです。
ロンドンを拠点にニューヨークにも支店を置くサロン、Philip KingsleyのLisa Caddyさんによると、カフェインは頭皮を刺激し、頭皮の血流をよくするとのこと。頭皮の血流の流れが悪いと十分に酸素や栄養素が行きわたらず、元気な髪を育てるのが難しくなります。カフェインはこの問題を解決することができる効果を持っており、薄毛や抜け毛に非常に効果があると言われているのです。
ですので
カフェインシャンプー
=
抜け毛のお悩みを抱えている方や予防したい方向け
というイメージを持っていただければ大丈夫です。
おすすめカフェインシャンプー
ではシンガポールのスーパーや薬局で購入可能なおすすめのカフェインシャンプーのブランドをいくつか紹介したいと思います。比較的お買い求め安い価格のものが多いので是非気になった方は手に取ってみてください。
Alpecin

Alpecinを知らなくてもこのパッケージを見たことある方は多いはず。オイルが入っていそうな独特なデザインで、多くのシンガポールのスーパーや薬局で販売しているのがこのドイツ生まれのカフェインシャンプーのAlpecin。
カフェインシャンプーと言えばAlpecinと言ってもいいほどカフェインシャンプーのブランドとして知られています。

2分間シャンプーをしながら頭皮をマッサージすると有効成分が毛管を駆け巡り毛髪を刺激します。容量は多すぎない250 mlでかつお求めやすい価格帯になっているので、ちょっとカフェインシャンプーを試してみようかなという方に非常におススメ!

色はちなみにこんな色。全くコーヒー感はありません。また口コミでは匂いがあまりよくない、といった声もあったのですが、こちらのシャンプーは実際に使ってみると全くそんなことはなくむしろいい香り(うっすら香水っぽい香り?)で個人的には気に入っています。
moremo
韓国発のコスメブランド「moremo(モレモ)」。2年前ごろから日本に上陸したこのブランドはデザインの可愛さもさながら、肌にも優しいヘアケア商品としてここシンガポールでも人気急上昇中。シンガポールではガーディアンでの品ぞろえが豊富(独占販売?)。もしくはLazadaやShoppee、Qoo10といったオンラインプラットフォームで購入が可能。

そんなmoremoのカフェインシャンプーは脂性肌用(皮脂ケア)と中性・乾燥肌用(保湿)の2種類のラインナップ(写真左二枚)。自身の頭皮タイプに合わせて選んでみてください。
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パッケージが可愛いのでトリートメント・バームと揃えるとお風呂場が一気に華やかになるかも。

ちなみに日本でも話題になったのがこちらの「ウォータートリートメントミラクル10」。最初はかなり水っぽいのですが、髪の熱で次第に質感がクリーミーに。たった10秒でサラサラの髪を手に入れることができます。
KUNDAL

2016年にローンチしたばかりのプレミアムヘアケアブランド・KUNDAL。こちらも上に同じく韓国発のコスメブランドです。このブランドも様々なプロダクトを展開していて、日本ではLOFTなどでも販売しているようです。

そんなKUNDALからもしっかりカフェインシャンプーが販売されています。私が行ったガーディアンではCherry BlossomとBaby Powderの二種類の香りがありましたが、オンラインなどでは他にもホワイトムスクやイランイランの香りがあるよう。価格もS$15ほどでしっかり500ml入っているのでかなりコスパよし!
植物由来の界面活性剤、25種類の植物由来の成分が入っていて、頭皮環境を整えるにはぴったりのシャンプーです。
Plantur 39

最後はこちら、ドイツ発祥のPlantur 39。先ほどのAlpecinと同じDR. KURT WOLFF GMBH & CO. KGという会社の傘下のブランド。韓国とドイツがカフェインシャンプーの市場で強そうですね!ちなみに上記のAlpecinとこのPlantur 39の違いは何かというと、Alpecinが男性向けのラインなのに対してPlantur 39は40代以上の女性向けのライン。中の成分はほとんど同じですがPlantur 39の方が香りも女性向けでマーケティング自体も女性向けとなっています。

このPlantur 39にもスカルプトニックプロダクトもあり、シャンプー、コンディショナーそしてスカルプケアとラインナップがあるのでトータルケアが可能。もし髪の毛のボリュームが気になってきたりしているなら是非使ってみてください。
最後に
カフェインシャンプーとは何か、おわかりいただけましたでしょうか?聞いたことがなかった方も多いかもしれませんが、普通の薬局やスーパーでもカフェインシャンプーを見つけることができるくらい身近なものなのです。みなさんのシャンプーを購入するときの基準は何ですか?値段?パッケージ?香り?効果?
購入を決めるポイントはいくつかあると思いますが、髪は見た目とともに頭部を守るために非常に大事な体の一部。もし少しでも抜け毛や髪に元気がなくなってきたと感じた方は、このカフェインシャンプーというジャンルのシャンプーに是非挑戦してみてください。