[2022年]シンガポールのおすすめホテルPart 2

つい最近シンガポールの1大イベントの一つであるF1 Singaporeも開催され、多くの外国人観光客が訪れたシンガポール。

そんなシンガポールのおすすホテルはどこなのか。2022年最新版のおすすめホテルをご紹介したいと思います。今回は第二弾。まだ第一弾をご覧になっていない方はそちらも合わせてご覧ください。

日本から観光に来る方は旅行の参考に、またシンガポール在住の方はステイケーションの参考にしてもらえればと思います。

今回もエリアに分けてホテルをご紹介します。

セントーサ島

Photo: STB

シンガポールはコンクリートジャングルと思われがちですがそんなことはありません。実は世界トップクラスの緑地面積を誇る都市なのです。

そんなシンガポールの南に位置するリゾートアイランドのセントーサ島。シンガポール島とは橋で繋がっていて、島の北側がユニバーサルスタジオシンガポールや水族館などがあるテーマパークエリア、そして南側がいくつかのビーチが点在するビーチエリアとなっています。

Photo: Pexels

セントーサ島にあるホテルも北側と南側で雰囲気が変わるので、どういったタイプのホテルに泊まりたいかで場所を決めるのがおススメ。

W Singapore Sentosa

Photo: WATG

世界的ホテルチェーン、マリオットグループのW Hotel。セントーサ島の南側(つまり海側)に位置します。ホテルには遊び心溢れるデザインが入り乱れ、高級ホテルラインの中でも面白いコンセプトが多いW Hotel。

ここセントーサ島にあるW Hotelの特徴は何といってもヨットハーバーのすぐ横にある最高のロケーション。周辺にはお洒落なレストランや高級な別荘が立ち並び、セントーサ島の中でもレアな場所にあります。

Photo: Marriott

一部の部屋からは美しいヨットハーバーを眺めることができ、非常にラグジュアリーな空間を楽しむことができます。

Photo: Marriott

またホテルのプールはなんと24時間オープン。広さもシンガポールの中でトップクラスで潮風を感じながらプールでリラックスできます。

Village Hotel Sentosa

Photo: Village Hotel Sentosa

Village HotelはシンガポールのホテルグループであるFar East Hotel Hospitalityのホテル。系列ホテルは市内にも多くありますが、満を持して2019年にセントーサにホテルをオープン。セントーサ島のビーチ側に近いホテルは比較的価格が高いホテルが多いのですが、その中でも少し価格が抑え気味なのが嬉しいポイント。ちなみにすぐ横(というより繋がっていますが)には系列ホテルのThe Outpost Hotelもあります。

Photo: Trip Advisor

部屋のサイズは他の新しいホテル同様部屋が狭めで22平米から。広さはないものの無駄のない造りになっていて、さらにシンガポールでは珍しいウォシュレット付きのトイレが完備(日本人は嬉しいですよね)。

ルーフトッププール眼下には海が広がっていて、夜になると近くで行われるライトショー・Wings of Timeの花火も見ることができます。

Photo: Agoda

また横のThe Outpost Hotel屋上には、以前まで市内にあった有名ルーフトップバーの1 Altitudeがつい最近オープン。さらに魅力あるホテルに生まれ変わりました。

Hard Rock Hotel Singapore

Photo: Hard Rock Hotels

世界中に展開しているハードロックホテルがセントーサ島にもあります。こちらは島の北側に位置。つまりユニバーサルスタジオシンガポールといったアトラクションから歩いてすぐの場所に位置しています。

周辺には上記のユニバーサルスタジオシンガポールの他に水族館のシーアクアリウム、巨大プールのテーマパーク のアドベンチャーコーブがあるため家族連れにも大人気のホテルです。

Photo: Kayak

またシンガポールに来たら行かれる方が多いカジノ。シンガポールには2か所カジノを運営している場所があるのですが一つがセントーサ島(もう一つはマリーナベイサンズ)。そんなカジノにも歩いて1,2分のためカジノ顧客も宿泊することが多いです。

Capella Singapore

Photo: Capella Singapore

歴史的な会談となった2018年の米朝首脳会談。当時のアメリカの首相ドナルド・トランプ氏と北朝鮮の朝鮮労働党委員長の金正恩氏が会談を行ったのがここセントーサのCapella Singapore。当時はシンガポール島とセントーサ島を結ぶ橋が閉鎖されたりとかなり大掛かりなイベントになったのを覚えています。

このCapella Singaporeはシンガポールでもトップクラスのラグジュアリーホテルで、有名アーティストなどがお忍びで宿泊しに来ることもあります。

Photo: Chris Travel Vlog

海から近いものの、周辺が緑であふれているためゆっくりとヨガをやりたくなるような落ち着いた雰囲気。

Photo: Capella Singapore

ホテルの建物は戦前英国砲兵隊の駐屯地として使用されていたもので、それをリノベーションしたもの。プール付きのヴィラもあるので是非チェックしてみてください。

カトン

Photo: STB

シンガポールの街を歩いていると、エリアによって暮らしている方々の人種が違うことが結構あるというのは前回も紹介しました。カトンエリアは欧米の方に人気で、店に入ると本当にここはシンガポールなのかな?と思うほど欧米系の方が多い場所もあります。

とはいっても街の雰囲気は昔のシンガポールといった感じ。高さのあるビルなどは住居スペースを除きほとんどありません。というのもこの周辺はショップハウスというシンガポールの伝統的な建築スタイルの建物が多く、法律として門構えなどを変えてはいけないようになっているのです。

Photo: STB

古き良きシンガポールの街並みと欧米の風が交わりあったなんとも不思議な街、それがカトン。そんなカトンのおすすめホテルがこちら。

Hotel Indigo Singapore

Photo: eco.id

インターコンチネンタルホテルズグループの傘下のHotel Indigo。デザイナーズホテルブランドでお洒落な内装が目を引きます。夜も賑わいを見せるイーストコーストロード沿いに建っていて、ホテルステイも楽しみつつ地元のレストランやバーで夜遅くまでお食事することも可能。

Photo: IHG

ホテルの内装は可愛くSNSを覗くとインスタ映えする写真がたくさん。ホテルの部屋からは昔ながらのシンガポールの建物が見え、市内のホテルとは違う景色を望むことができます。

Photo: IHG

シンガポールの伝統建築、ショップハウスでは多くのデザインタイルが使われていることもあり、このホテルでも様々なタイルが使用されています。色んなタイプのタイルを探すのも宿泊の一つの楽しみになるかも。

Venue Hotel The Lily

Photo: Venue Hotel The Lily

こちらはVenue Hotel The Lilyという小さめのホテル。イーストコーストロードとも交わっているジューチャットロードに立っている価格の安いホテル。朝食会場などは無く、できるだけ安く、そして清潔感もあるホテルを探しているという方にはぴったり。

Photo: Booking.com

室内はビジネスホテルのように最低限のものしかありませんが、ホテルすぐ近くには有名なショップハウスなどがあり街ブラするには持って来いな立地。

Photo: Agoda

バジェットは抑えめで行きたい方は是非チェックしてみてください。

クラークキー

Photo: STB

シンガポールのナイトスポットといえば?多くの方がこのクラークキーの名前をあげます。市内の中心に位置し、マリーナベイサンズの方まで流れるシンガポールリバーのそば。夜になるとローカル、観光客問わず多くの方がクラークキーを訪れ、夜遅くまで食事をしたりナイトクラブに出かけたりします。

Photo: STB

オーチャードエリアとマリーナエリアの間くらいのエリアで観光地へのアクセスもいいクラークキー。このエリアのおすすめホテルを紹介していきます。

Paradox Singapore

Photo: Paradox Singapore

少し前まではSwissotel Merchant Courtとして営業していたホテル。2022年からは運営先が変わりParadox Singaporeとして営業を再開しました。

シンガポールリバー沿いに立ち、ホテル目の前の橋を渡ればすぐ飲食店街という好立地。また最寄りのMRTのClarke Quay駅までは歩いて約3分。

Photo: Paradox Singapore

部屋の広さも30平米から用意があり、ホテルステイには十分な広さ。建物のデザインもどこか宮殿を思わせるようなデザインでテンションがあがります。

Photo: Paradox Singapore

家族連れにも人気のホテルでお子様連れの方も是非チェックしてほしいところ。

The Warehouse Hotel

Photo: The Warehouse Hotel

シンガポールリバーを少し上流に上がった場所にあるのがボートキーというエリア。ちなみに「キー」というのは日本語で埠頭という意味。このあたり一帯は昔船が積み荷の荷下ろしをしていた場所で、実際クラークキーにある飲食店も当時使われていた倉庫などを改装して作られています。

Photo: The Warehouse Hotel

このThe Warehouse Hotelもそんな倉庫を改装して作られたデザイナーズホテル。Warehouseは日本語で倉庫。そのままですね。

Photo: Asia Bars

入り口を入るとすぐに普通のありふれたホテルとは違うなということに気づきます。エントランスエリアにはお洒落なバーも。

ローカルの方もステイケーションされることが多く、部屋数も多くはないので早めの予約がおススメです。

空港周辺

Photo: STB

シンガポールの滞在は少しだけ。。チャンギ空港周辺でホテルを取りたいという方におススメのホテルを最後にご紹介。チャンギ空港自体本当に大きい空港で色んなスポットを見て回ろうと思うとかなり時間がかかるほど。エアポートホテルも含めご紹介。

YOTELAIR Singapore Changi

Photo: Trip Advisor

元々の始まりがイギリスのカプセルホテルとして始まったYotel。カプセルホテルの系譜があるため部屋などは至ってシンプル。ただ普通のカプセルホテルと違って紫をテーマカラーとした非常にスタイリッシュなホテルで特に若者に非常に人気なホテルです。

Photo: Coconuts

チェックインはマシーンで行ったりロボットがホテルにいたりと極力人を介さないスタイルのホテルで、ホテル界のiPodとも言われているようです。

Photo: Trip Advisor

YOTELAIR Singapore Changiの場所はなんと空港併設のショッピングモール、Jewel Changiの中。空港に着いたのちにこのホテルにチェックインして、フライトまでの時間で巨大なショッピングモールで時間をつぶすことも可能。

Crowne Plaza Changi Airport

Photo: Qantas

Skyrax社が毎年発表しているWorld’s Best Airport Hotelsという世界の空港ホテルのランキング。2022年の1位はシンガポールチャンギ空港内のCrowne Plaza Changi Airport。

そもそもチャンギ空港は世界の空港ランキングでなんと8年連続で世界一を獲得している空港。世界一の空港と世界一の空港ホテルがシンガポールにはあるということです。

Photo: Agoda

単なる空港ホテルと思うなかれ。非常に豪華な内装と特徴的な外観。運営はインターコンチネンタルホテルズグループです。朝食もメニューが豊富でホテルから出るのが勿体ないくらい充実しています。

Photo: IHG

空港ホテルもクオリティが高いホテルがいい!という方には絶好のホテルです。

まとめ

Photo: Traveler Made

以上がセントーサ島、カトン、クラークキーそしてチャンギ空港周辺のおすすめホテルです。

シンガポールは小さい国ながら地域によって全然雰囲気が変わってくる都市なので是非ホテル選びはどの場所が自分が好みなのか見ながら決めていただくといいかもしれません。

また分泊といって2泊はこのホテル、最終日はあのホテルといったようにホテルを分けて宿泊するのもホテル好きにはおススメ。

是非次回の観光の際に参考にしてみてくださいね。

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